臆病姫と白馬の王子
が、そんな楽しい時間はすぐに終わってしまった。
プルルルルルプルルルルル
携帯が鳴った。携帯に表示されてる番号は、知らない番号だった。
「も、もしもし?」
「マナミチャン・・・コノマエハヨクモヤッテクレタネ。ユルサナイヨ・・・ゼッタイコロシニイクヨゼッタイ・・・。」

・・・電話が切れた。
「愛実、どうしたの?顔色わるいよ?」
「うん、大丈夫だよ・・・・。(ぐすっ)」
「大丈夫じゃないだろう!!泣いてるじゃないか!!」
「え、私泣いてる?」
「ああ、で誰からの電話だったんだ?」
「アイツから・・・。」
「アイツ?」
「私を殺そうとした奴から・・・。」
「なんて?」
「許さない、絶対殺すって・・。ひっく。」
「・・・。」
「死にたくないよ・・・。」
「大丈夫だから・・・。」
「え?」
「大丈夫だから。オレが守るから。愛実を絶対守るから!!」
「本当に・・・?」
「本当だよ。オレが絶対にいつでも愛実を守るから。もう泣くな。」
嬉しかった・・・。その言葉がすごい嬉しかった・・・。
「ありがとう・・・。」
誠がいるだけで元気になれるから・・・。
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