トライアングル
ただ、女に免疫がないだけ。
てか、そんなの必要ねぇと思ってたから。
そんな時にされた不意討ちのキス。
俺は放心状態で、されるがままだった。
それからあの女は、俺の恋人気取り。
俺に告った女がいると知れば、ダチの不良を金で釣って脅させる。
“二度と近寄んな”
ってな。
だから、俺に告ってくる女にはいつも言ってた。
『あぶねーから、近寄んな』
って。
だけど、俺と話せたことに舞い上がり、ろくに話も聞かない。
いつも同じ事の繰り返しだった。
それが嫌になって――
これ以上、女を傷つけたくなくて、別れを切り出した。
案の定、里香子は断固として許してはくれなかった。
だけど、俺は一方的に縁を切り関わりをなくした。
だけど、そんな中里香子は俺が通ってる塾に入ってきた。