恋の家庭教師

……~♪~♪~♪

…待ってから2時間。


「…なに。」

素っ気なく出る。

唯は謝罪の言葉を言う。

謝罪の言葉なんかよりも、なんで遅れたのか知りたくてたまらない。
小さい男って思われたくないし、聞いたりはしないけど。




走って迎えに行くと、唯がぼーっと一点を見つめてた。


…もっと早く俺に気づけよ。
そう出かけた言葉を飲み込む。


たまらなく心配だったけど、こいつはここに居るんだし、2時間待ったことくらいどうってことない。

どうせ一晩中一緒だし…
そう考えると、ニヤけが止まんなくて…唯に溺れすぎてるのに気づく。

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