春風と共に 続

過去


昔、昔

冬と春の境目の日に


春斗と春奈が生まれた


だが、1日に2人が生まれる


というのは不吉という言い伝えがある


そして、離れ離れになったけど

春斗は京の方へ、私は佐賀に住む事になった

年が経つにつれ私の記憶から兄の記憶がなくなった

ある年、母は重い病気にかかった

昔、母から

京の方へ行くと良い薬があると聞いた

そしてやっと、京についたが京の薬は

あんまり良いものが無いと店の人に言った

良い薬が欲しいのならば

熊本の方へと行ったほうがいいと言ってた

そして、京から熊本へと行った

それから数十日経ち

私が細い道を歩いてたら

刀を売ってくれないかとか言われ

逃げたら追いかけられて

それで悠さんとぶつかった







< 46 / 52 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop