勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】


「亜蓮…」


「よぉ、絆奈。」


なんで…?


なんで亜蓮が?


希夢はぱっとあたしから離れた。


「よぉ、希夢…昨晩は…楽しかったか…?」


ギラリと青い瞳が光った。
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