彼女は人間管理人。
 春先だというのにびっしょり掻いてしまった汗を拭う。


 どうやら何時の間にか居眠りを始めてしまっていたようだ。

 時計を見て爆睡時間は十分ほどだったのを知った。



 今日最後の授業の遅れを取り戻すために黒板を写しにかかる。




 その脳は見ていた夢のことを考えていた。




 久し振りに嫌で、意味の分からない夢を見た。


 自分でも分かりきった事実でも、嫌すぎることに違いはない。


 それを伝えられるのは更に気分が滅入ってしまう。



 よって今のテンションは今日の中で最低のはずだ。




 それにしても、彼女。


 あれは、誰だったのかな。
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