私だけの年下彼氏
「明日、また隆に会って話す」




「うん。頑張ってきな」




明日は私の誕生日




もしかしたら今までで一番最悪な誕生日になっちゃうかもしれない




でも…それでも私は踏み出さなきゃいけない




下手をすれば恋人という関係だけじゃなく、幼馴染みでさえなくなってしまうかもしれない




でも、関係が崩れることを恐れてたらいつまでも前に進めない




いつまでもしてもらってばっかじゃダメなんだ




私が動かなきゃ…




その日私は
全ての関係が終わる覚悟を決めて眠りについた
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