月物語 ~黒き者たちの宴~



天界とは、そういう場所だということを思い出す。



新月まで待たねばなるまい。



しかし不思議だ。



同じ夢と言うことはわかるのだが、どんな夢かと訊かれると困る。



答えられないのだ。



起きたら忘れ、夢で気づく。



だが、夢の中では夢だということに気づかないのが厄介だ。



試しに枕元に書き物を置いてみた。



起きてすぐに書き取ろうとしたが駄目だった。


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