恋しくて~優しい三角関係!?~


そんなとき、


「ねえ、君!良かったら、マネージャーやらない?」


声を掛けられ、振り向くと…


なぜか一瞬時が止まり、自分の心臓の音が激しく動いた。


目の前には、紙を持ちながら微笑む野球のユニフォーム姿の先輩がいた。


「これ、紙なんだけど良かったらもらってくれる?」


「……は、はい」


紙を受け取って、先輩はまたどこかへ向かってしまった。

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