恋しくて~優しい三角関係!?~
長い入学式が終わり、教室に入る途中にさっちゃんが1人の女の子を連れてきた。
「この子、私と小学校が同じの夏希!ちょうど、さっきトイレで会ってさ~、同じクラスだから3人で仲良くしよ♪」
そのさっちゃんが連れてきた女の子は、小柄でポニーテールで目がぱっちりとしたかわいい女の子だった。
「よろしくね、私は石川千晴」
「あ、なつ…私は…佐々木夏希です。よろしくね」
「夏希、本当はもっと明るいんだけど、人見知り激しくてさ」
「そうなの?」
「は…はい」
夏希ちゃんは、相当緊張しているらしく敬語で返事をされた。
「タメなんだから、敬語じ
ゃなくていいよ?」
「あ、はい…あ!うん!」
うわ、夏希ちゃんめっちゃ可愛い~!