おもちゃのユビワ
「陸上部ね…。秀二なら足早いし、スタミナあるし。いいとこに目を付けたね、小池さん。」
「相当探してたらしー。普通みんな部活入ってっからな。掛け持ちはまずムリだろ。かといって帰宅部は運痴ばっかだろーし。」
「なんだ、少しはやる気あるんだ。」
「え?」
確かにやりたくないわけではない。もともと体を動かすのは好きだし、得意だった。だが、毎日部活となれば、ナオと一緒の時間は減る。秀二は迷っていた。
「いいんじゃない?やれば。応援に行くよ!そもそもサッカーやめたのも秀二らしくないと思ってたんだ。スポーツ好きなくせに。」
「…期間限定ならやってもいっかなあ。まあしばらく悩んでみるか。」
「相当探してたらしー。普通みんな部活入ってっからな。掛け持ちはまずムリだろ。かといって帰宅部は運痴ばっかだろーし。」
「なんだ、少しはやる気あるんだ。」
「え?」
確かにやりたくないわけではない。もともと体を動かすのは好きだし、得意だった。だが、毎日部活となれば、ナオと一緒の時間は減る。秀二は迷っていた。
「いいんじゃない?やれば。応援に行くよ!そもそもサッカーやめたのも秀二らしくないと思ってたんだ。スポーツ好きなくせに。」
「…期間限定ならやってもいっかなあ。まあしばらく悩んでみるか。」