失恋少女とヤンキーと時々お馬鹿



食べながらふと不思議に思った。


「何であたしのとこ来たの?大雅のとこでもよかったのに……」


「俺、来ちゃダメだったか?」



そ、そんな可愛く言われたら……



「全然だめじゃないです」



そう言うしかないでしょ!


ってか勝手に口が動く。



だってかわいい。


かわいいって罪だ。



「……捕まるしかないね。懲役は何年かな?老いるまでとか?ってかこの場合は年取ってもかわいいっていわれてそうだよ」


「なんかわからんが、俺、部屋戻るね」



急いだようにそういって慌てて部屋を出ていった。



「あ、ちょ」



止めるあたしの声を無視して行きやがった。


あれか。


あたしの行動を不審に思ったのか!


まぁそうだよな。



自分でもやっちまったって思ったもんな。




うん、あたしが悪い。




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