キミが教えてくれたコト。

でーと?!

夏休みっていっても、することがない。


毎日家でゴロゴロ。


あの夏祭りから未来には会ってない。


もちろん、未来からの連絡もない。


京にも、あの日のことは話さなかった、


杏奈にも。


何となく言いたくなかった。


言いたくなかったって言うか言えなかった。


二人に気づかれてしまいそうで、怖かった。


私の気持ちに・・・・


≪ピーンポーン≫


お?誰だろぅ?


今日は京も用事って言ってたし。


杏奈も遊ぼうとは約束していない。


≪ピーンポーン≫


やばっ!


「は、はーい!」


私は急いで階段を降りた。




「はーい、どなた・・」


「よぅ!」


「み、未来!?」


そこに立っていたのは未来だった。

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