甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


目の前でパクパクと美味しそうに朝食を食べる孝太。

孝太は……


やっぱり、孝太の好きな人は男性なのだろうか。

こればっかりは、いくら仲良くても聞けないし。


「センパイ、味噌汁冷めますよ?」

「あっ、うん」

ズズッと啜って飲み干した。


孝太はあたしのおでこに、またキスをするだろうか。


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