甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
微睡みの中、名前を呼ばれた気がしてふと目を開けると、そこには孝太の甘い顔があって。
「な、なに?……どうしたの?」
「カナの寝顔が可愛くて、ずっと見てた」
乱れた髪のまま、そんな事を言う孝太に「バカ」と額を小突いて、そっぽを向いた。
孝太は拗ねたように、あたしの体を抱き締めるけど。
あたしは、さっきまでの情事を思い出してそれどころじゃない。
本当に孝太とあたしは、しちゃったんだ。
つまり、それは……
あたしは孝太の彼女になったんだよね!?
今更そんな事、聞けない。