甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


枝豆を口に入れた時、隣の孝太と目が合った。

「な、何よ」

「別に」

は?なんか感じ悪い。


孝太はそれだけ言うと原口主任と仕事の話を始めた。

あたしはと言うと、黙々と食べて飲んだ。


ビールそしてビール、それから焼酎。

サラダ、ピリ辛春雨、ピザは一人で食べた。


それから暫くして、原口主任がお手洗いに席を立つと、その隙を見計らった様に孝太が口を開く。


「センパイ、この前のこと怒っているんですか?」

「……何のこと?」

「あれから、俺のこと避けてますよね?」


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