甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


それから、原口主任が席に戻ると、また二人で仕事の話を始めて。

あたしは一人仲間外れの状態で黙々と飲み続けた。



誰かに身体を揺すられて、重たい瞼を開けると

そこには原口主任のドアップが。


「ひっ!」

驚いて頭を上げると、急激に視界がグラグラと揺れた。


「う、気持ち悪い……」

「飲み過ぎなんだよ、お前は」

「すみません」


原口主任は呆れたように笑うと店の外に向かって「小林」と孝太を呼んだ。


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