奈那子が死んだ



 「ごめんね、和くん。遠回りだよね…」

 「あーいいよ。でも今日だけだからな」

 「ん。ありがと~」


 笹川学園までの道のりを弥英ちゃんと歩く。

 通学時間には早すぎるのでほとんど人がいなくて閑散としている。


 「職員室ってどこにあるわけ?」

 「あ、案内するよ」


 笹川学園に入り、弥英ちゃんの案内に従って職員室に向かう。

 しばらく歩いていると職員室と書かれた部屋の前についた。



< 30 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop