眠れぬ夜は君のせい
「――性欲処理だなんて思うな」
そう言った俺に、あげはは濡れた視線を俺に向けてきた。
「押さえ切れないから…。
歯止めなんて利かないから…」
俺の中の本能があおられる。
俺の中を支えていた理性が消える。
こんな気持ちは、初めてだ。
誰かに対してこんな気持ちを感じたのは、生まれて初めてだった。
自分の気持ちを押さえることができない。
自分の気持ちを隠すことができない。
自分の気持ちに、歯止めを利かすこともできない。
「――あげは…」
一体どうしたのか、自分でもよくわからない。
そう言った俺に、あげはは濡れた視線を俺に向けてきた。
「押さえ切れないから…。
歯止めなんて利かないから…」
俺の中の本能があおられる。
俺の中を支えていた理性が消える。
こんな気持ちは、初めてだ。
誰かに対してこんな気持ちを感じたのは、生まれて初めてだった。
自分の気持ちを押さえることができない。
自分の気持ちを隠すことができない。
自分の気持ちに、歯止めを利かすこともできない。
「――あげは…」
一体どうしたのか、自分でもよくわからない。