ありのまま、愛すること。
いま、経営する郁文館夢学園の生徒たちをニュージーランドに留学させる試みをしています。

学年ごとに数十人単位で留学させて、彼らの1年間の成長を見ていると、本当にそれがわかります。

彼らは、親元を離れて、周囲に日本語を話す人が誰もいないようなところに飛び込む。

外国人の家にホームステイして、その家のハウスルールに則って生活を送る。
甘えられる親はいない。

生活習慣の違いも含めてわからないことだらけです。

そこに送り込む親は、当然寂しいかもしれないけれど、辛いかもしれないけれど、では彼が帰ってきて成長した姿を見たときに、親はなにを思うでしょうか。

実は、我慢することこそが究極の愛情表現であるということを、私たちはもっと知るべきなのです。
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