FRESH LEMONADE
――梨菜Side
浮かれた様子でやって来た関くんは、浮かれた様子で左手にぶら下げた袋の中からアイスを取り出した。
「これ差し入れ。アイスは1人1本、どーぞ。」
「ありがと。…でもこんなにたくさん、いいの?」
確かにアイスは1人1本分。
けど、関くんの左手の袋の中には、他にもお菓子や飲み物がギッシリつまっていた。
「あ、これ?購買のおばちゃんがタダでくれたから気にすんな。いつも昼メシ買ってるからサービスだってさ、ラッキー!」
…関くんの王子様パワー、おそるべし。
っと!そんなことより。
「関くん、何しに来たの?関くんも高塚くんも、球技大会バスケじゃなかったっけ?」
玲ちゃんが2人を呼んだってことは、2人に何か用事があるってことだと思うけど…
「俺もぶっちゃけ謎〜、諒ちゃんが来たいって言うから来ちゃった。」
「…高塚くんが?」
「そう。あいつ、バレー組に好きな子でもいるんじゃね(笑)」
うーん…
高塚くんに好きな人…
そういえば!
そんなような噂、どこかで聞いたことあるけど。
それが、玲ちゃんが2人を連れてきた理由…?
「俺ら来ちゃまずかった?梨菜、眉間にしわ、めっちゃ寄ってる」
「…っ!!ま、まずくはないけど…」
まずくはなくもない、んだよね。
松岡さんの件で、いまあんまり良い雰囲気ではないし。
「あのね関くん、実は…
「王子ー!!あたし達と一緒に練習しようよー」
いまあんまり空気良くないから帰った方がいいよ、
あたしがそう言いかけたのと同じタイミングで、女の子たちが関くんを呼んだ。
さっきまで散々松岡さんに酷いこと言っておいて、今はすっかり笑顔で関くんに声をかけている。
そんな、自分勝手な女の子たちに無性にイライラした。
このイライラを分かち合いたくて、隣をみると。
玲ちゃんは高塚くんと、真剣な顔をして話していた。
小声で話しているせいか、内容まではわからないけど…
2人の表情が深刻で、あたしみたいなのが割り込んでいけるような空気じゃないってことだけは分かった。
浮かれた様子でやって来た関くんは、浮かれた様子で左手にぶら下げた袋の中からアイスを取り出した。
「これ差し入れ。アイスは1人1本、どーぞ。」
「ありがと。…でもこんなにたくさん、いいの?」
確かにアイスは1人1本分。
けど、関くんの左手の袋の中には、他にもお菓子や飲み物がギッシリつまっていた。
「あ、これ?購買のおばちゃんがタダでくれたから気にすんな。いつも昼メシ買ってるからサービスだってさ、ラッキー!」
…関くんの王子様パワー、おそるべし。
っと!そんなことより。
「関くん、何しに来たの?関くんも高塚くんも、球技大会バスケじゃなかったっけ?」
玲ちゃんが2人を呼んだってことは、2人に何か用事があるってことだと思うけど…
「俺もぶっちゃけ謎〜、諒ちゃんが来たいって言うから来ちゃった。」
「…高塚くんが?」
「そう。あいつ、バレー組に好きな子でもいるんじゃね(笑)」
うーん…
高塚くんに好きな人…
そういえば!
そんなような噂、どこかで聞いたことあるけど。
それが、玲ちゃんが2人を連れてきた理由…?
「俺ら来ちゃまずかった?梨菜、眉間にしわ、めっちゃ寄ってる」
「…っ!!ま、まずくはないけど…」
まずくはなくもない、んだよね。
松岡さんの件で、いまあんまり良い雰囲気ではないし。
「あのね関くん、実は…
「王子ー!!あたし達と一緒に練習しようよー」
いまあんまり空気良くないから帰った方がいいよ、
あたしがそう言いかけたのと同じタイミングで、女の子たちが関くんを呼んだ。
さっきまで散々松岡さんに酷いこと言っておいて、今はすっかり笑顔で関くんに声をかけている。
そんな、自分勝手な女の子たちに無性にイライラした。
このイライラを分かち合いたくて、隣をみると。
玲ちゃんは高塚くんと、真剣な顔をして話していた。
小声で話しているせいか、内容まではわからないけど…
2人の表情が深刻で、あたしみたいなのが割り込んでいけるような空気じゃないってことだけは分かった。