午睡は香を纏いて
カインにしては饒舌に話してくれたから、疲れたのかな、と思う。
でももう少し知りたい。
悪いな、とは思いつつ、訊いた。
「ねえ。サラは何でカインを頼って行ったの?」
「オルガ討伐戦に反発した一等神武官が閉じ込められたって、神殿内では有名だったらしいな。
サラは俺のことを、オルガの民の為に己を賭した高潔な人間だと思っていたんだとさ。だから、助けを請えばきっと手を貸してくれると考えたんだろ」
ふ、と鼻で笑って、カインは肩を竦めた。
「実際は、リレトの態度が何となくムカついたのと、偉そうに熱弁を振るうゼームに嫌気が差しただけなんだけどな。
あいつ興奮すると声がでかくなってうるさいったらないからな。
サラも後で裏切られた気分になったんじゃないか?」
「ふー、ん……」
何となくムカついただけじゃ、監禁されるほど反発するような人じゃないくせに。
普段の様子を見ていたら、それくらい分かるってば。
でももう少し知りたい。
悪いな、とは思いつつ、訊いた。
「ねえ。サラは何でカインを頼って行ったの?」
「オルガ討伐戦に反発した一等神武官が閉じ込められたって、神殿内では有名だったらしいな。
サラは俺のことを、オルガの民の為に己を賭した高潔な人間だと思っていたんだとさ。だから、助けを請えばきっと手を貸してくれると考えたんだろ」
ふ、と鼻で笑って、カインは肩を竦めた。
「実際は、リレトの態度が何となくムカついたのと、偉そうに熱弁を振るうゼームに嫌気が差しただけなんだけどな。
あいつ興奮すると声がでかくなってうるさいったらないからな。
サラも後で裏切られた気分になったんじゃないか?」
「ふー、ん……」
何となくムカついただけじゃ、監禁されるほど反発するような人じゃないくせに。
普段の様子を見ていたら、それくらい分かるってば。