馬鹿、ごめん、今の嘘。
あたしはその夜夢を見た。



アンタが包丁や銃や刀やナイフやカッターなど、凶器をいっぱい手に持って。





アンタはリーダーを殺そうとしていた




あたしは、殺すのだけは、やってほしくない。


だって、アンタはその罪ずっと背負って生きていけなくなるから。




あたしはアンタに、



「やめて!!」


そう叫んだ。




アンタはあたしの方を見て、



涙を一粒流した。




あたしは、アンタが可哀想でたまらなかった



アンタは、寂しかったの??


アンタはあたしに向かってこう言った




「助けて………」




アンタは凶器を全て投げ捨てて








大声を上げて泣いた。
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