金星
体だけの関係 by jum
結局音楽の授業はサボることになったため、
再び教室にて4時間目、数学。
半分眠りかけていたら、ポケットで携帯が震えだした。
『さっきの、誰にも言わないでよ!』
優奈からだ。
ちらっと俺は隣の席を見た。
優奈は何もないかのように黒板に集中していた。
が、右手は机の中に突っ込んだままだ。
ぷっと俺は吹き出しそうになり、
『言わないよ。あいつ何人目の彼氏?』
優奈と同じように右手を机の中に突っ込んで俺もメールを打った。
再び教室にて4時間目、数学。
半分眠りかけていたら、ポケットで携帯が震えだした。
『さっきの、誰にも言わないでよ!』
優奈からだ。
ちらっと俺は隣の席を見た。
優奈は何もないかのように黒板に集中していた。
が、右手は机の中に突っ込んだままだ。
ぷっと俺は吹き出しそうになり、
『言わないよ。あいつ何人目の彼氏?』
優奈と同じように右手を机の中に突っ込んで俺もメールを打った。