甘い罠







…どうするよ。







この状況…。










今、私の真後ろには麗、目の前には庵。









に、逃げれる…










訳…無いよね…。









でも、逃げなきゃ!










…ってか…














麗と庵、半裸だし!













目のやり場に困る…。













恥ずかしくなり、目を庵の体から反らす。








すると…




「何…?ジロジロと人の体見て。姫華もその気になった?じゃぁ…




昨日よりもっと凄いのする?」




と私の太股を掌でなぞりながら庵が耳元で囁いた。





「…っ。し、しないよっ。」




耳と太股からの刺激が伝わってきてゾクゾクッとして思わず身を震わせる。








…やだ。



何感じちゃってるの。私。









< 15 / 44 >

この作品をシェア

pagetop