狼少女と王子様



「もう、関わらないでって

言ったはずだよ伊純。」



渓がそう呼ぶのなら

私だってそう呼ぶ




こうすれば

お互い傷つかないでしょ?



ねぇ、渓




私本当はあの時嬉しかったんだよ?


追いかけてくれて



でもね、渓が言ったことが

深く心に刺さったの





だから、あんたさえ信じられない



お願い


これ以上私の中に入ってこないで。





そう願っても付き纏ってくる伊純





きらい



私の気持ち



分かってない渓なんてキライ



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