マイ・シュガーランド



「は~~寒い寒い!!
とりあえず中に入れて~!!」



ニコニコしながら家の中へズンズン入って行った人は短髪で金髪で・・



「おい!お前には礼儀がないのか?
…突然、ごめんね?」


わたしに笑顔を向けてくれるこの人は、黒髪でサラリーマンのようにピシッとセットしてあって…





いやいや!
髪型の話しはいいんだけども!!



「・・あ、あの…」


「俺は支倉っていいます。よろしくね。」



ニコッと微笑む黒髪の人は誰が見ても好青年…



優しい温かい雰囲気が柘植さんに少し似ているかも・・?




すでにリビングのソファに座ってた金髪の人が振り向く。


「俺ら、柘植ちゃんの同級生!
でもって元・クローバーの一員!
ツトムで~す!」


少年のような屈託のない笑顔に・・
少し、緊張が収まった。


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