風蝶虎の最強姫
「汚れるのはあたしだけで十分…」
と小さく呟いた。
その時女は瞳から一筋の涙を落とした。
その姿があまりにもキレイでとても汚れてるようには見えなかった。
「蝶姫―!!!早く!」
「分かった―!」
蝶姫?
それがこの女の名前!?
女が立ち去ろうとする。
おもわず
「待ってくれ!!」
「何?」
足を止めこっちに振り向いてくれた。
「どうしたら…どうしたらあんたに会える?」
「そうね。あなたが最強になったら?」
女、蝶姫は笑いながら言った。
人を馬鹿にする笑いではなく心から笑う優しい笑みで。
俺はその時誓った。
嵐龍を最強のチームにしてまた蝶姫に会うと。
そしてこれが俺の初恋だ――