雪・時々晴れ
(あのこ指輪見てたんやなぁ…)
思い返せば数ヶ月前の会社の親睦会のとき小田君は近くに座っていた。
と言っても後に席を移動してからの話だが…
あの時私は澤村さんと長谷部さんの3人で盛り上がっていたはずだ。
そして澤村さんが学生時代の知っている先輩が同期で居るとかで、話してみたいと言うので、その男性社員の近くに行こうよと私が誘い席を移動をしたのだった。
お座敷だったので自由に移動ができた。
なぜか私がその場を仕切り、澤村さんをその先輩に紹介した。
「迫石さん!澤村さんって同じ学校の後輩みたいですよ」
どうやら当時はイケてる先輩だったらしく、澤村さんは迫石さんと楽しくおしゃべりをしていた。
そこへ小田君と菅原君が登場して私や澤村さんにお酌をし話しかけてきた。
その時の雰囲気ではどうやら菅原君が澤村さんを気に入っているから小田君が世話を焼いて連れて来たような感じだった。
確かに澤村さんは社内で一番かわいい。
先輩キャラに取られている場合ではなかったのだろう。
しかし残念なことに澤村さんには結婚を前提にお付き合いをしている恋人がいた。
私には栄治が居たので他の男のことなど何とも思って居なかった。
でも小田君が私の薬指の指輪を気にしていたことが解って今は嬉しく思える。
思い返せば数ヶ月前の会社の親睦会のとき小田君は近くに座っていた。
と言っても後に席を移動してからの話だが…
あの時私は澤村さんと長谷部さんの3人で盛り上がっていたはずだ。
そして澤村さんが学生時代の知っている先輩が同期で居るとかで、話してみたいと言うので、その男性社員の近くに行こうよと私が誘い席を移動をしたのだった。
お座敷だったので自由に移動ができた。
なぜか私がその場を仕切り、澤村さんをその先輩に紹介した。
「迫石さん!澤村さんって同じ学校の後輩みたいですよ」
どうやら当時はイケてる先輩だったらしく、澤村さんは迫石さんと楽しくおしゃべりをしていた。
そこへ小田君と菅原君が登場して私や澤村さんにお酌をし話しかけてきた。
その時の雰囲気ではどうやら菅原君が澤村さんを気に入っているから小田君が世話を焼いて連れて来たような感じだった。
確かに澤村さんは社内で一番かわいい。
先輩キャラに取られている場合ではなかったのだろう。
しかし残念なことに澤村さんには結婚を前提にお付き合いをしている恋人がいた。
私には栄治が居たので他の男のことなど何とも思って居なかった。
でも小田君が私の薬指の指輪を気にしていたことが解って今は嬉しく思える。