サクラ誘惑
なんでだよ、とでも言うように私を睨む仮教師。
「だから、私は生徒なの!」
「知ってる」
「あんたは仮にも教師なの!」
おかしいでしょ!
と私は言うと、仮教師は真面目な顔してこう言った。
「何か問題でも?」
「…………」
呆れて何も言えない私。
「…何、あんた欲求不満なの?」
「別に」
じゃあなんでだよ!おかしいって。
「だからさーオレはさくらを気に入ったの。教師だからって何?生徒を気に入っちゃいけない訳?」
「うん」
普通に考えてダメだろ。