サクラ誘惑




結構ですっ!


「さ…」


「さ?」


一応教師の人にさとるーっ!なんて呼んでいいのかな?


でも教師っぽくないし、まっいっか。


「…さとる」


私が小さく目を見て言うと、へにゃんと顔をほころばせた仮教…じゃなくて、さとる。


「なんか嬉しいなぁ」


はははと笑って私からやっとどいてくれたさとる。


…いちいちめんどくさい。


なんて思いながら、体を起き上がらせたところで。


一一一ちゅっ


さとるの唇と私の唇が少しだけ触れた。


「なっ!」


「名前呼んでくれたお礼だよ」


声を上げる私に凄く嬉しそうな笑顔を見せるさとる。


そんなに嬉しかったのかな…。

調子狂うし、なんか照れるじゃないか。




< 41 / 100 >

この作品をシェア

pagetop