サクラ誘惑
結構ですっ!
「さ…」
「さ?」
一応教師の人にさとるーっ!なんて呼んでいいのかな?
でも教師っぽくないし、まっいっか。
「…さとる」
私が小さく目を見て言うと、へにゃんと顔をほころばせた仮教…じゃなくて、さとる。
「なんか嬉しいなぁ」
はははと笑って私からやっとどいてくれたさとる。
…いちいちめんどくさい。
なんて思いながら、体を起き上がらせたところで。
一一一ちゅっ
さとるの唇と私の唇が少しだけ触れた。
「なっ!」
「名前呼んでくれたお礼だよ」
声を上げる私に凄く嬉しそうな笑顔を見せるさとる。
そんなに嬉しかったのかな…。
調子狂うし、なんか照れるじゃないか。