サクラ誘惑




切れ長の目に

筋の通った鼻。


整いすぎているその顔に、大きく心臓が跳ねる。



「顔…赤いよ?」


耳元で囁くように言う声が凄く甘くて。


一気に熱が上がる。


するとさとるは、ふっと微笑み


「キスしよっか」


「えっ…」


「それも激しいやつ」


にこりと笑って私の耳にキスをする。


「ひゃ…」


つい声を出してしまえば、さとるが楽しそうな顔をした。



「んっ…」


口を塞がれ、吐息がもれる。


けれど唇が触れたのは一瞬で。


え?とつい思ってしまったら、そんなのさとるの思うがままで。


更に唇を塞いでくるさとる。




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