サクラ誘惑
「なぁ」
絡まる視線。
「そっちのも甘ぇの?」
「え…っ」
ぺろりと舐められた私の唇。
少し顔が離されて見えたのは、すっかり意地悪になった顔で。
「んん…っ」
私の唇を味わうようなキス。
さとるの舌で口の中は掻き乱されて。
ほんのりアルコールの味まで入ってきて、ますます意識が薄れそうになる。
そのままソファーに押し倒されて、さとるの唇が首筋を滑っていく。
「ん…っ」
びくんと強張る体。
だけど優しく支配してくれるさとるに、だんだん体に入る余計な力も抜けていって。