親友だったキミに恋した
「イヤァァ!!!!」




目の前には旭




繋いでいる手から伝わる体温が、心地よい。






「杏!?」






あれ‥夢だったの?





離されていたはずの手を、私が掴んでいて





旭も握り替えしてくれてる。






「旭………」





「ん?」






2つの手は





だんだんと指を絡め





恋人のような



繋ぎ方になっていた。





絡めた指で



旭の手が大きいと言うことが、分かった。






昔は


同じくらいだったのに
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