君は嘘。

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AM/07:34

この時間はいつもあたしは屋上にいる。
誰もいないし、広いし、



なにより空が綺麗だし。



唯一、心安らぐ場所……みたいな所だ。



フェンスに寄りかかって下を見下ろした。


――ワーッ…!!ギャー!!…あっちにまわれ-ッ!!


今日は朝からどこかと喧嘩してるらしい。多分…暴走族だよねアレは……。



『朝からお疲れさまだな……。』


なんて思いながら目を閉じた。



――――――
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