君は嘘。
17歳.♂.神谷 伊月 (カミヤ イツキ)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今、俺は一方的に敵対されてた暴走族と戦ってる……。のかな?
なんか、あっちは本気なんだろうけど、弱いんだよなぁ……。
「伊月ッ…!終わったよー!!」
「あぁ、うん。そう。
じゃ戻ろうか。」
俺たちの溜まり場に。
なんて格好いい言い方してるけど今から行くところは屋上。
本家はまた別にあるから学校での溜まり場はそこにしてあるわけ。
「なぁ伊月ぃ?
アレはどこのチームだぁ?」
「さぁ?俺にも分かんないや。
海李(カイリ)に聞いてよ。」
「海李は今日は倉庫見張りだろ?」
うん……。そういえばそうだね。
なんて普通の会話してたら屋上についた。
ガチャ……
「あれ……?」
女……がいる。
なんでだろ?
「伊月ッ…!!この子ッ!!
寝てるよ―!!」
ふむ。肝が据わってるらしい、その女。
とか思いながら近づいた。
うーん。学校皆、ココが俺らの使ってるところって知ってると思ってたのになぁ……?
意図的に?
それとも知らずに?
ッて言ってもこの子同じ階の廊下で見たことある気がする……あれ?見たことあるかな?