君は嘘。



 17歳.♂.神谷 伊月 (カミヤ イツキ)       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



今、俺は一方的に敵対されてた暴走族と戦ってる……。のかな?



なんか、あっちは本気なんだろうけど、弱いんだよなぁ……。


「伊月ッ…!終わったよー!!」


「あぁ、うん。そう。

じゃ戻ろうか。」


俺たちの溜まり場に。


なんて格好いい言い方してるけど今から行くところは屋上。


本家はまた別にあるから学校での溜まり場はそこにしてあるわけ。

「なぁ伊月ぃ?

アレはどこのチームだぁ?」


「さぁ?俺にも分かんないや。
海李(カイリ)に聞いてよ。」


「海李は今日は倉庫見張りだろ?」


うん……。そういえばそうだね。

なんて普通の会話してたら屋上についた。


ガチャ……



「あれ……?」


女……がいる。


なんでだろ?

「伊月ッ…!!この子ッ!!
寝てるよ―!!」


ふむ。肝が据わってるらしい、その女。



とか思いながら近づいた。



うーん。学校皆、ココが俺らの使ってるところって知ってると思ってたのになぁ……?


意図的に?


それとも知らずに?


ッて言ってもこの子同じ階の廊下で見たことある気がする……あれ?見たことあるかな?




< 6 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop