完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
「やっぱ寒いな。もうそろそろ帰ろう。」
「全然寒くないよ?…まだここにいたい。」
陽も落ちはじめ、寒さが増してきた冬の海。
陸斗が腰を上げると、瑛奈は駄々をこねるように言った。
「ダメ。また熱出たら大変だろ。」
「え~…どうしてもダメ?」
瑛奈はあの日から、度々熱でダウンする事があった。
熱が出ても抗生剤で直ぐに熱が下がる為、特別な検査をしたり、深く考えた事はなかった。
「…ダメ。早く帰るぞ……って、熱出てないか!?」
「えっ…大丈夫だよ。」
瑛奈の手を掴み立たせようとした時、身体が火照っている事に気がついた陸斗は驚いた。
「まさか…瑛奈ずっと具合悪かったのか?」
「………。」
朝からあまり具合が良くなかった瑛奈だが、陸斗との約束の海にどうしても来たかった為に、ずっと隠していたのだった。