クローバー
「茜先輩…結局帰って来なかったな…」
ぴくんっ
心臓が一瞬跳ねたような感覚がした
「そうだな…。新学期になってもまだ帰って来てないらしいな…」
「俺…茜先輩と一緒に戦いたかったな…」
握った拳に力が入る
−ガラクタだよ−
「っ…」
くそっ…
「おいっ!そこの2人っ」
「!!」
「果梨先輩っ!!お疲れっす」
慌てた様子で俺に向き合った
「何、いない奴のことなんか言ってんだよっ。そんなことより、明日勝つことだけを考えろっ」