クローバー



痛い…



「茜ーッ!!」



果梨の声がする



「茜大丈夫か?」



手が差し出される



「ありがとう一希」



転んだのだ、顔から…



差し出された手を握り一希に助けられながら起き上がる



顔をあげると部員達が集まっていた



そこには心配そうな顔をする果梨の顔があった



「なんてゆう顔してんだよ」



「何って…お前の心配をして…」



「心配?大丈夫だって。これぐらい平気だから」



「本当に?」



「ほんとほんと」



果梨の目の前でピースを作って見せる



「白草!本当に大丈夫か?」




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