原石のシンデレラ
―――私、何やってんだろう。


咄嗟についた言葉は、デマカセで…本当は特に内容なんて考えていなかったのに。


――もし仮に話をしたとしても、今の状況が変わっていたのだろうか。。


いや……きっと、状況は良くなるどころか、悪くなっていたに違いない。



これで……


これで良かったんだよね?


――見上げた空は青く済んでいて、とても綺麗で更に涙が溢れ出しそうになり、雪詩は必死でこらえていると、冬真が優しく頭を撫でてくれた。


「お兄ちゃん……ごめんね。」


涙で声がかすれる雪詩に、冬真はいつものように優しい笑顔を向けてくれていた。





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