【完】優しい彼の温もりに包まれて
公園で倒れたあの日…


丈瑠の家で気が付くまでのことは全く覚えていない


橋村さんのとこへ行ったのも美春が居たのも全然知らない


丈瑠の家に居て分かったこと。


丈瑠も光莉さんも優しすぎる


こんなあたしの為にいろんなことしてくれて。


嬉しすぎて光莉さんに泣きついたっけ?


自分の親にも縋り付いたことなかったのにね


そんなこんなで…


季節はあっという間に夏になり制服も夏服になった


葉月高校の夏の制服は赤と白のチェックのスカートに白のカッターシャツ


男子は白のカッターシャツに黒のズボンなんだ


いつものように美春や捺稀と一緒に登校するが…


最近、あたしの身の回りに異変が起き始めていた
< 174 / 764 >

この作品をシェア

pagetop