【完】優しい彼の温もりに包まれて
「でも…申し訳ないよ」


「気にすんな。ゆっくり寝てろ」


俺は瑠夏の頭をポンポンと撫で食器を持って病室を出た


「丈瑠君、瑠夏ちゃん食べれたかしら?」


途中で千絵さんと遭遇した


「はい。半分くらいは食べたみたいですね」


「そう、良かった」


「千絵さん、自販機って何処にありますか?」


俺は自販機の場所を聞いた


「すぐにそこにあるわよ」


「ありがとうございます」


千絵さんにお辞儀をし自販機のところへと向かった


お茶と水とコーヒーを購入して部屋へと戻る


瑠夏はパイプ椅子に座り外を眺めていた


「あっ、お帰りなさい。ごめんね」


寝てろって言ったのに…


「星を眺めるの好きなんだ」


そう言った瑠夏は何処か寂しそうだった
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