【完】優しい彼の温もりに包まれて
「丈瑠、1つお願いして良い?」


「お願い?なに?」


「キスして?」


可愛くねだる瑠夏が愛おしくて唇を塞いだ


「今はこれだけな?」


「ありがと」


俺達は荷物を持ちリビングへ行く


「丈瑠、瑠夏ちゃん、おはよ」


母さんは準備をしながら挨拶をした


「光莉さん、おはようございます」


瑠夏は沙穂の隣に座り朝食を食べ始めた


「丈瑠もさっさと食べろよ」


親父は食べ終えていたらしく仕事に行く準備をしていた


沙穂も瑠夏も食べながら楽しそうに話している


そんな光景を見てると嬉しくなる


全て食べ終わり瑠夏が食器を片付けてくれていた


「瑠夏ちゃん、ありがとう」


「いいえ。あたしに出来ることは少ないですから」


それから沙穂を保育園に見送り圭輔達と合流し学校へ向かった
< 359 / 764 >

この作品をシェア

pagetop