【完】優しい彼の温もりに包まれて
美春と咲那が話し始めたのであたしは黙ったまま


うん…気まずい。


早く降りたい


バスが着き降りると捺稀と圭輔君がいた


捺稀が救世主に見えた


「瑠夏ー!!おはよ」


「捺稀、圭輔君おはよ」


あたしは2人に挨拶をする


「瑠夏ちゃん、ごめんね。捺稀がどうしても一緒に行きたいっていうからさ」


「ううん。待っててくれて嬉しい」


「瑠夏、あたし行くよ」


「瑠夏ちゃん、その娘は?」


そういえば美春もいたんだった


「この子はあたしの親友の萩原美春。」


「萩原美春です。よろしくね」


美春は圭輔君に自己紹介をしていた


「美春ちゃんか…俺、篠崎圭輔。よろしく」


「ねぇ、圭輔。丈瑠君は?」


「丈瑠ならあそこ」


圭輔君は校門の方を指差した
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