【完】優しい彼の温もりに包まれて
「大丈夫だよ?ただ食欲がないだけだから…授業始まるし行こ。」


笑顔で話してるけど元気がない


心配だけど教室に戻って授業を受けた


あっという間に放課後になって瑠夏の様子を見に行く


「丈瑠君、こっち」


捺稀に呼ばれ近寄る


そこには机に伏せて寝てる瑠夏の姿


「さっきからこの調子なの」


捺稀は状況を説明してくれた


「瑠夏、大丈夫なのか?」


俺の声に反応した瑠夏がゆっくり顔を上げた


「大丈夫。丈瑠もバイトでしょ?行ってきたら?」


「俺は瑠夏が心配なんだけど。顔色悪いし…」


「少し寝たから大丈夫だよ。帰って来るの待ってるからね?」


バイト終わるのは俺より瑠夏の方が早いんだよな


俺は心配になりながらもバイトへ向かった
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