【完】優しい彼の温もりに包まれて
丈瑠Side
瑠夏が退院して数日
正直、体調が優れない日が続いている
今は年明け前で街は賑やかだ
「瑠夏、今日の体調は?」
「今日はだいぶ楽だよ」
退院してからは自分の住むアパートに戻って来た
ほとんど俺が付きっきり
母さんや沙穂や忠弘さんは頻繁に様子を見に来る
実頼さんとは会っていない
“行く”って言っても“喧嘩になるから”ってことで忠弘さんが止めているらしい
そして今日は瑠夏の体調が落ち着いてるってことで捺稀達と出掛けることになっている
「丈瑠、準備出来た?」
「あぁ、瑠夏こそ準備出来たのか?」
「うん。髪の毛結んで欲しいな」
藤室とのことがあってから更に甘えてくるようになった瑠夏
それだけ不安なんだよな
瑠夏が退院して数日
正直、体調が優れない日が続いている
今は年明け前で街は賑やかだ
「瑠夏、今日の体調は?」
「今日はだいぶ楽だよ」
退院してからは自分の住むアパートに戻って来た
ほとんど俺が付きっきり
母さんや沙穂や忠弘さんは頻繁に様子を見に来る
実頼さんとは会っていない
“行く”って言っても“喧嘩になるから”ってことで忠弘さんが止めているらしい
そして今日は瑠夏の体調が落ち着いてるってことで捺稀達と出掛けることになっている
「丈瑠、準備出来た?」
「あぁ、瑠夏こそ準備出来たのか?」
「うん。髪の毛結んで欲しいな」
藤室とのことがあってから更に甘えてくるようになった瑠夏
それだけ不安なんだよな