新撰組と現代女剣士





雪「……これをどうやって止めるか……」



雪は唸りながら思考を働かせている



沖「何唸っているんですか?」



雪が頭を抱えていると沖田が横から“ぴょこん”と顔を出した



雪「ちっ………邪魔が入ったか。」


雪は眉間に皺を寄せてぼやく



沖「邪魔って何ですか?私の事ですか?……雪、酷い」



雪「黙れ蛆虫。今は考え事をしているんだ、散れ」



沖「う……う、じ、む、し!?蛆虫!?酷いですよ……もう、こうなったら意地でも此処を動きません!邪魔します」


雪「いや、邪魔行動を宣言されても困るから。」


雪は呆れた様な目で言い放つ



沖「う゛ー。」



雪「は?何故唸る?」


沖「雪の真似です。」


雪「帰れ、ハゲ。」



雪は沖田に邪魔をされ機嫌が悪いのか、はたまた面倒なのか、ツッコミの字数が短くなっている


きっと後者の方の理由が正しいであろう。





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