新撰組と現代女剣士
激闘
歩いたのか、飛んだのか……なんやかんやで三人は相手の居場所に来た
そこは、通常よりか空気も薄く、重力も重い場所だった
だが、今度は真っ白でなく景色があった
下は土の地面、上には蒼い空が広がっていて、更には木々や竹林まである
とてもじゃないが、これから戦場になるとは思えない程綺麗な場所だった
雪「気味が悪いな」
雪は一言吐き捨てた
雪には逆に綺麗さが不気味に感じたらしい
雪の表情は険しい。
それは酸素濃度や重力の原因もあるのだろうが、この異様な雰囲気も関わっているであろう
時「そうかぁ?……まぁ、人間にとちゃあ不思議な感じがするかもしれねぇがな。
もうちぃと待ってくれ、奴は少し仕事があってな。
そろそろ来ると思うんだが」
時神は手を敬礼の型にし、遠くを見る