君に裁きの鉄槌を











宮「俺も…ずっと感じてた。


  お前たちは俺とは違う。だから、少し憎んでた」

東「羨ましかったが、同時に俺も憎んでいた」

八「俺達頑張っても皆見てくんないもんね


  俺も、たまにあんたら嫌いだった」

結「由姫菜についての判断を最初から最後までしたのはお前らだな。
  俺はお前らの対応にずっと疑問を抱いていたよ…」









ぽろぽろと溢れ出した仲間同士の不安。











氷「お前ら…目さませ!!

  恭二に…恭二越しの椎名に洗脳されるな!!」









岬は無表情。そして一度うつむきニヤリと笑った。
見えないように。悟られないように









壱「岬くんのことも悪くいうの??

  周りが見えていないのかな…


  今、この部活で一番人望があついのは…





  彼、なのに」











誰もが無心で岬を求め かつての英雄たちは全ての信頼が崩れていた。










培った絆でさえも、全て、全て一瞬のように…








消 エ テ シ マ ッ タ … ‥ ・ ・
























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