君に裁きの鉄槌を
思いきり笑った川崎に嬉しくなり僕も苦笑しながら言葉を返した。
秋「あぁ、本当にすごかった。」
秋元までもが称賛の声を出した。僕は笑いながら化粧品をもとに戻す。
若「女みたいだったぜ」
『…はい?』
若「化粧の手つきが女みたいだった」
その言葉に切れそうになる自分を抑え、冷静に光太に向き合う。
『化粧ができるのは女だけですか?』
若「は?」
『男が化粧できたらおかしいですか?』
若「いや、そうゆうわけじゃ…」
『女みたい、男の癖に
そうゆう言葉が僕は一番嫌いです。
僕自身の努力を、性別で判断するな…!!』
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